ガトーショコラとブラウニーどっち?違いや簡単レシピ豆腐使用なども

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食べ物

ふと「濃いチョコレートのお菓子が食べたいな」と思う瞬間ってありますよね。

そんな時に思い浮かぶのが、しっとりしたガトーショコラと、もっちりのブラウニーでは?

見た目は似ていますが、作り方や食感にはそれぞれの特徴と良さがあります。どちらにするか選ぶ際の目安として、違いを整理し、またレンジや炊飯器で試せる手軽なレシピもご紹介いたします。

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ガトーショコラとブラウニーの基本的情報

ガトーショコラの魅力とは?

ガトーショコラはフランス発祥のチョコレートケーキで、「gâteau(ケーキ) au chocolat(チョコレート)」を意味します。

もともとは「特別な日の焼き菓子」として家庭で作られてきた歴史があり、濃厚な味わいとしっとりした口どけが魅力です。

チョコレートとバターをしっかり溶かし、泡立てた卵白や生地の混ぜ方で仕上がりが大きく変わる、繊細なお菓子でもあります。

外側はほろりと焼き上がり、中心部はやわらかく深みのある味わいに仕上がる点が、ガトーショコラらしさといえます。

ブラウニーの人気とは?

ブラウニーはアメリカで生まれた家庭菓子で、見た目の焼き色「brown(ブラウン)」に由来し、19世紀後半には現在に近い形が定着したといわれています。

板チョコのほか、ココアを用いたりと幅広いレシピがあり、作り手ごとに個性が出るのが魅力です。

特徴は、バターと砂糖を混ぜ合わせたあと多めの小麦粉と卵も一度に混ぜて作る生地にあります。

ガトーショコラに比べると混ぜ方のハードルが低く、またナッツやドライフルーツなどを入れたアレンジもしやすいため、気軽に焼けるお菓子として親しまれています。

チョコレートのケーキ他には何がある?違いは?

フォンダンショコラ

フランス生まれの温かいチョコレートデザートで、1990年代頃からレストランの定番として広まりました。

中心がやわらかく、温めるととろりと流れ出す質感が魅力です。

生地の中にガナッシュを入れて焼く方法と、焼き時間を短めにして中心を残す方法の2種類があり、どちらも独特のとろける食感を楽しめます。

ザッハトルテ

オーストリア・ウィーンで19世紀に誕生した伝統菓子で、ホテル・ザッハーが提供したのが始まりとされています。

アプリコットジャムをしのばせたチョコレートケーキに、光沢のあるチョコレートコーティングを施すのが特徴です。

生地はしっかり焼き上げるため密度があり、時間の経過とともに味が落ち着き、深い風味が楽しめます。

ショコラテリーヌ

フランス語の「テリーヌ型」に由来するお菓子で、比較的新しいスタイルのチョコレートデザートとして広まりました。

生クリームやチョコレートの割合が高く、焼き菓子というより生チョコに近い口どけの良さが特徴です。

低温でゆっくり火を入れることで、なめらかで濃厚な仕上がりになります。

ガトーショコラとブラウニーの違い

ガトーショコラとブラウニーは、どちらも チョコレート・バター・卵・砂糖・小麦粉・ココア といった基本の材料はよく似ています。

同じような素材で作られるお菓子でありながら、出来上がりの食感や濃さ、口に広がる風味には大きな違いが生まれます。

特徴の比較一覧表

まずは、両者の違いについて「発祥」「材料・作り方」「食感・風味」「見た目・贈り物シーン・アレンジ」の特徴を比較一覧表にまとめましたので、ご覧ください。そのあとで、各項目について順番にお伝えしていきます。

項目 ガトーショコラ ブラウニー
発祥 フランス アメリカ
材料・作り方 チョコ+卵白の泡立て、小麦粉少なめ 卵・バター・ココアや粉類を混ぜていくだけ、小麦粉多め
食感・風味 しっとり・ほろり、ふんわり濃厚なチョコが広がる もっちり噛み応えあり、噛むたびにチョコが広がる
型・シーン 丸型が多い、ややフォーマルより スクエア型が多い、カジュアルより
アレンジ シンプル・上品、粉糖やクリーム添えなど ナッツ・チョコ・果物など自由度高め

材料・分量と作り方の違い

小麦粉は、混ぜて加熱すると生地の「骨組み」になるため、量が多いほど密度が生まれしっかりした食感に、少ないほどほろりとした軽い仕上がりになります。

ガトーショコラ:

チョコレートとバターを溶かし、卵黄とは別に卵白を泡立てつぶさないように合わせる生地で、「スポンジ寄りの作り方」が特徴です。

この工程により、焼き上がりはふんわりと軽く、中心部はしっとり落ち着いた質感になります。

また小麦粉の量も控えめのため、生地の密度が上がりすぎず、ほろりと崩れる繊細さが生まれます

焼き上がり後しばらく置くことでしっとりと落ち着き、より深い味わいになります。

ブラウニー:

バター・砂糖・卵を混ぜた生地に、粉類・ココアを順番に加える方法が主流で、特別な泡立てを必要とせず、混ぜるだけで作れる気軽さがあります。

メレンゲを使わず、小麦粉の割合もガトーショコラより多いため、生地の密度がありもっちりと噛みしめるような食べ応えのある仕上がりになります。

食感と味わいの違い

・ガトーショコラ

メレンゲのおかげで、ほろり・ふんわりとした軽めの食感に仕上がり、小麦粉の量が少ないため、口に入れた瞬間にほどけるような印象が生まれます。

中心部はしっとりまとまり、濃厚なチョコレートの風味が、やわらかく広がるのを味わえるのが特徴です。

・ブラウニー

小麦粉やココアをしっかり使うため、ぎゅっと詰まってもっちりした濃いめの口当たりに仕上がるため、しっかりした食感が好みの方にぴったりの焼き菓子です。

噛むほどにカカオの風味を感じられ、またナッツを加えれば香ばしさがアクセントになります。

見た目の違いと特徴・アレンジの幅

ガトーショコラ:

丸型で焼くことが多く、表面に割れ目が入ることもありますが、それが手作りならではの魅力として受け取られています。

粉糖をかけたり、ホイップクリームやベリーを添えたりすると、シンプルながらも落ち着いた雰囲気に仕上がります。

また、焼き上がりの色味が濃く、カットした断面からしっとりとした質感が見えるため、飾りを控えめにして素材の味わいを楽しむスタイルがよく合います。

・ブラウニー:

角型・スクエア型で焼き、食べやすい大きさにカットするのが一般的です。

生地にチョコチャンクやナッツ、ドライフルーツを混ぜ込んだり、表面にチョコレートを散らして焼いたりと、見た目に変化をつけやすいのが特徴です。

さらに、焼成後にクリームチーズやキャラメルを重ねたり、アイシングで模様を描いたりするアレンジもあり、見た目のバリエーションが豊富です。

カットした断面に具材がしっかり見えるため、手軽ながら華やかさを演出できます。

プレゼントシーンでの違い

・ガトーショコラ:

仕上がりが落ち着いて上品な印象になり、丸型のホールケーキとして贈ると「特別な一品」という雰囲気が生まれます。

粉糖やフルーツで軽く飾るだけでも華やかさが出るため、誕生日や記念日など、少し丁寧に気持ちを伝えたい場面に向いています。

また、しっとり感が落ち着くまで時間を置くと風味がまとまるため、前日から準備できる点も贈り物として扱いやすいポイントです。

・ブラウニー:

カジュアルで親しみやすく、手に取りやすいサイズにカットしやすいことから、気軽に配る場面にぴったりです。

ラッピングに工夫を凝らし、ワックスペーパーや透明袋にひとつずつ包むだけで見栄えが良くなり、友人同士のおすそ分けやイベントでの配布にも役立ちます。

具材を混ぜ込むことで色や質感に個性が生まれ、見た目から楽しめる要素が多い点も魅力で、気軽なギフトとして幅広い年代に贈りやすい焼き菓子です。

ガトーショコラの作り方

基本のレシピ

材料(5号15㎝丸型1台分)

  • チョコレート…100g
  • バター…60~80g
  • 卵…3個
  • 砂糖…30~60g
  • 薄力粉…20g
  • 無糖ココアパウダー…10g

必要な器具

ボウル・ゴムベラ・泡立て器・オーブン・15㎝丸型・クッキングシート

作り方

  1. 型にクッキングシートを敷き、オーブンを170℃に予熱する
  2. チョコレートとバターを湯せんで溶かす
  3. 別のボウルで卵黄と砂糖半量を混ぜ、ややもったりするまで合わせたら、②を少しずつ加える
  4. もう1つ別のボウルで卵白を泡立て、残りの砂糖を2〜3回に分けて加え、つやのあるしっかりしたメレンゲを作る
  5. ③にメレンゲを3回に分けて加え、ゴムベラで泡をつぶさないようにそっと混ぜる
  6. ⑤に薄力粉とココアをふるい入れ、底から返すようにゆっくり混ぜる
  7. 型へ流し、170℃で25〜30分焼く
  8. 粗熱が取れたら冷蔵庫で落ち着かせる
  9. 仕上げに粉糖をふるとおしゃれ

ポイント

  • 卵は最初に黄身と白身に分けておくとスムーズです
  • メレンゲの泡をつぶさないよう、底から返すように混ぜます
  • 焼きたては軽めで、数時間冷蔵庫で冷やすとしっとり仕上がり味も落ち着きます
  • チョコレートはカカオ70%以上のハイカカオを使うと、甘さ控えめで深い風味に。カカオの力強さが際立つため、より大人向けの味わいを楽しめます
  • ミルクチョコレートを使うとまろやかになり、やさしい甘さが引き立ちます。作りたい風味に合わせて使い分けるのもおすすめです

アレンジレシピ:レンジでお豆腐入りガトーショコラ風

チョコレートの代わりに、お豆腐とココアパウダーなら電子レンジで、簡単時短でガトーショコラ風にしっとり仕上がりますよ。

材料

  • 絹ごし豆腐…100g
  • 卵…1個
  • 砂糖やはちみつ…大さじ1
  • 無糖ココアパウダー…大さじ2
  • 小麦粉…大さじ1

作り方

  1. 豆腐をよく混ぜてなめらかにする(ブレンダーや泡だて器が便利)
  2. ①に材料をすべて加えてよく混ぜる
  3. お好みの耐熱容器に入れ、600Wで2分30秒〜3分加熱する
  4. 中央にまだ火が通っていない場合は、10秒ずつ様子を見ながら加熱する
  5. 粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし完成

ポイント

  • 豆腐を使うことでふんわり仕上がり、軽めの食べ心地になります
  • 加熱時間は容器の大きさで調整します
  • 小麦粉の代わりに米粉で作ることも可能です

ブラウニーの作り方

基本のレシピ

材料(長方形)

  • バター…80g
  • 砂糖…60g
  • 卵…2個
  • 薄力粉…50g
  • 無糖ココアパウダー…30g
  • チョコチップまたはナッツ…適量

必要な器具

ボウル・ゴムベラ・泡立て器・スクエア型・オーブン

作り方

  1. オーブンを170℃に予熱する
  2. バターを溶かし、砂糖を加えて混ぜ、卵を入れてさらにしっかり混ぜる
  3. ②に粉類をふるって加え、チョコチップを加える時は一緒に混ぜる
  4. 型に流し、170℃で20〜25分焼く
  5. 粗熱をとって完成

ポイント

・混ぜる順番どおりに合わせるだけで形になるため、比較的取り組みやすいレシピです
・ナッツを加えると香りが引き立ちます

アレンジレシピ:炊飯器でホットケーキミックスバナナブラウニー風

材料を混ぜて炊飯スイッチONで手軽に作れて、甘味料なしでも完熟バナナとココアの濃厚なおいしさを楽しめますよ。

材料

  • ホットケーキミックス…1袋(150g)
  • 完熟バナナ…1.5本(約150g)
  • 卵…1個
  • 無糖ココアパウダー…大さじ3
  • 豆乳…大さじ2〜3(生地の様子で調整)
  • ナッツ・レーズンなど(適宜)…少量

作り方

  1. こびりつき防止のため、炊飯器の内釜に薄く油を塗る
  2. バナナをつぶし、卵を加えてよく混ぜ豆乳を加える
  3. ②に粉類を加えよく混ぜる。生地が固ければ 豆乳を追加 して調整
  4. 炊飯器に生地を流し入れ、底を軽くトントンして空気を抜く
  5. 通常炊飯モードで1回炊く
    仕上がりが柔らかければ2回目の炊飯を追加 する※2回目は「早炊き」または「ケーキモード」があればそちらで
    ※3合炊きなら1回でOKなことが多いです。
  6. 内釜から外し粗熱を取り、冷まして完成

ポイント

  • しっとり濃厚なバナナの甘さが加わり、手軽なデザートとして仕上がります。
  • 生地が固いと中心に火が通りにくいので、流れるくらいの重さのある生地が目安
  • 冷ますとしっかり落ち着き、ブラウニーらしい食感に

気になるFAQ

ガトーショコラとブラウニーどちらがおいしいの?

味わいはそれぞれの魅力があり、好みによって分かれます。「軽い食べ心地で濃厚な風味か」「濃いめで噛み応えを楽しみたいか」で選ぶと、その時の自分の好みに合うおいしさを見つけやすいのではないでしょうか。

・しっとりとした質感や口どけの良さ、チョコレートの風味がやわらかく広がるケーキ を味わいたいなら、ガトーショコラがぴったりです。

冷蔵庫で少し冷やすと落ち着いた深い味わいになり、上品な印象に仕上がります。

・一方で、カカオの力強い風味や、しっかりした噛みごたえのある濃いめのチョコスイーツ が好きな方にはブラウニーがおすすめです。

ナッツやチョコチップを混ぜ込むことで風味と食感が加わり、より満足感のある仕上がりになります。

ガトーショコラとブラウニーどちらが簡単?

手順のわかりやすさで比べると、混ぜて焼くだけで形になるブラウニーのほうが取り組みやすい 場合が多いといえるでしょう。

バター・砂糖・卵を順番に混ぜ、粉類を加えれば生地が整うため、初めての手作りお菓子としても挑戦しやすいお菓子です。

ガトーショコラは、卵白を泡立ててメレンゲを作る工程 や、泡をつぶさないように混ぜる手順 が仕上がりに影響します。また、焼き時間のわずかな違いで食感が変わりやすいため、少しだけ気を配るポイントがあります。

とはいえ、コツさえつかめば安定して作れるようになるので、「しっとり軽やかなしあがりを目指したい」という方には楽しみのあるお菓子です。

また、ご紹介したガトーショコラ風・ブラウニー風の簡単レシピであれば、どちらも作りやすいので、気軽にお試しになってみませんか?

まとめ

ガトーショコラとブラウニーは、同じチョコレート菓子でも材料の使い方や食感にそれぞれの良さがあります。
「しっとり落ち着いた味わいを楽しみたい日」はガトーショコラ、「気軽に作れてカジュアルに食べたい気分」のときはブラウニー、といったように、その日の気分で選ぶ楽しさがあります。

また、基本のレシピだけでなく、電子レンジや炊飯器を使った作り方、豆腐や豆乳を取り入れた軽めのレシピなど、検索すると本当に多くのバリエーションがあります。
「ガトーショコラ風」や「ブラウニー風」というように枠にこだわらず、材料や道具に合わせて気軽にアレンジしてみるのも、おもしろいところではないでしょうか。

それぞれの違いを知っておくと、お店で選ぶときや「今日はどんな味が食べたいかな?」と迷ったときのヒントにもなります。

ご自身の好みや気分に合わせて、チョコレートのお菓子選びや手作りを楽しんでみてくださいね。

特徴の比較一覧表(再掲)

項目 ガトーショコラ ブラウニー
発祥 フランス アメリカ
材料・作り方 チョコ+卵白の泡立て、小麦粉少なめ 卵・バター・ココアや粉類を混ぜていくだけ、小麦粉多め
食感・風味 しっとり・ほろり、ふんわり濃厚なチョコが広がる もっちり噛み応えあり、噛むたびにチョコが広がる
型・シーン 丸型が多い、ややフォーマルより スクエア型が多い、カジュアルより
アレンジ シンプル・上品、粉糖やクリーム添えなど ナッツ・チョコ・果物など自由度高め

 

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